2021.07.30
ワードプレスを使ったホームページ制作とは?メリットとデメリット
WordPress(ワードプレス)とは?
オープンソースのCMS
ワードプレスは世界シェアの高い誰でも無料で使えることが出来るシステムのことを指します。
ワードプレスを用いてホームページ制作をするにはHTMLやCSSといったコーディングスキルが必要になりますが、ワードプレスで作られたサイトはHTMLやCSSの知識がないユーザーでも気軽に簡単に更新管理することができます。
よく言われるセキュリティの脆弱性
ワードプレスは世界シェアが高くオープンソースゆえに何かとセキュリティに脆弱性があると言われています。
しかし、セキュリティ問題はいたちごっこのようなもので、どんなに優れたシステムも破られるのがITの常。
絶対の鉄壁防御サイトはありません。
ワードプレスは凄まじい速度で最新版が常に発せられています。
それは世界シェアが高いからという点が大きな要因でしょう。
その他シェア率の低いCMSは問題が起きた後の対処が遅いのが特徴的。
そういう意味ではワードプレスのセキュリティ脆弱性は一概に低いとは言えません。
ワードプレスの使える環境は最新なサーバーが理想
最新のワードプレスを使う場合はお使いのサーバーのPHP、データベースが最新であることが重要です。
古いphpバージョンだとサイトが突然クラッシュする要因になります。
また、ウィルスに感染する可能性があるなど危険が潜んでいます。
ワードプレスを入れることが出来る=最新サポートが行き届ているサーバーとも取れます。
大手企業が運営するサーバーでもワードプレスが使えないサーバー(古いサーバー)は多いので気を付けましょう。
使える要件
- PHPバージョン7.4以上
- MySQLバージョン5.6以上
- MariaDBバージョン10.1以上
- HTTPS対応
ワードプレスでのホームページ制作のメリットは?
制作コストを大きく抑えることができる
ワードプレスの大きなシステムメリットは同じデザインページを量産することが出来るという点です。
通常HTMLコーディングは1ページごとに打ち込んで作らなければなりません。
しかし、ワードプレスは一度ベースとなるページを構築したら後はシステムの機能で量産することが可能になります。
したがって製品や同じレイアウトで成立するページが多いサイトは制作費を大幅に軽減することができます。
また、ワードプレスで構築されたページはHTMLやCSSの知識がない人でもその後のページ追加が可能となります。
色々な機能を求めることが出来る
ワードプレスの強みは様々なエンジニアが作った機能を「プラグイン」という形で導入することが出来る点です。
会員登録機能や見積もり計算機能、お問い合わせフォーム、検索絞り込み機能など、サイトにこの機能が欲しいなと思うことが大体実現することができます。
プラグインは既に作られた機能なので、構築コストも低く、独自に作りあげるよりも大幅にコストダウンさせて作ることができます。
専門知識がなくても更新管理ができる
制作する人間は専門知識が必要ですが、サイトを運営するユーザーは知識がなくても更新管理できるようにコーダー(構築する人)でカスタマイズして作ることが出来ます。
簡単に更新する要望が細かく多くなるほど制作コストは上がってしまいますが、知識がなくてもページ追加や更新ができる点はSEO対策の視点ではかなりの強みになります。
ワードプレスでのホームページ制作のデメリットは?
構築したレイアウトを改造するのは困難
ワードプレスはシステムですので、一定の法則を持ったレイアウトで構築した場合、その後、1ページだけレイアウトを変えるといった変化に対応できません。
その場合はそのページだけ静的コーディングで構築して作る必要があります。
そのコストを惜しまないのであればデメリットでも何でもありませんが、「コストをかけたくないけど、このページだけ独自にしてほしい」という要望にはお答えできません。
制作した人間以外のカスタマイズ修正が困難
ワードプレスのサイト制作にマニュアルはありません。
そのため、誰が作ったか分からないサイトのメンテナンスや修理は対応できない場合があります。
その場合は作り替えをしないと問題解決をすることが出来ません。
スターキッドでは独自のコーディングルール(構築するルール)があるので、当時の制作担当者が仮にいなくなっても別の人間で修理やメンテナンスが可能ですのでご安心ください。
しかし他社で作られたサイトの修理やメンテナンスに関しては弊社で対応できる限界があることをご承知おきください。
定期メンテナンスしないといけない
ワードプレスはスマートフォンのソフトウェアの更新のようになるべく新しい状態にしておく必要があります。
更新を放置し続けるとウィルス感染リスクが高くなったり、ある日サーバーとの互換性が失われクラッシュしてしまう場合があります。
スターキッドではリスク回避として定期メンテナンスや何かあった時のためのバックアップ保守対応などをしています。
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