2025.01.28
日本電子専門学校Webデザイン科 進級・卒業制作展に行ってきました!
先日、日本電子専門学校の進級・卒業制作展にお邪魔してきました。
私はこの学校の卒業生でもあるため、かつて先輩方から多くのアドバイスをいただいたこの場で、今度は自分がアドバイスをする立場になるのだという少しの緊張感と感慨深い気持ちを抱えながらの訪問となりました。
受付では在校生の方々が元気いっぱいに挨拶をしてくださり、展示会の趣旨や流れについて丁寧に説明してくれました。今年の展示会のテーマは「FORWARD」。
このテーマには、それぞれが目標に向かって進む過程で経験した挫折や失敗を支えてくれた仲間や先生方への感謝の気持ちを込め、明るい未来に向かって一歩ずつ前進していこうという想いが込められているそうです。その想いが詰まった展示会場のデザインは、力強くも眩しい未来を感じさせるものでした。
特に印象的だったのは、今回の展示会において学生たちが「自分の色」を大切に制作に取り組んでいた点です。
来場者に配られるパンフレットには、自分を象徴する色のシールを貼る仕掛けがあり、また展示を見学しながら学生の印象を色で評価するという斬新なシステムも導入されていました!
こうした工夫により、来場者が楽しみながら展示を回ることができると同時に、学生一人ひとりの個性が引き立つ仕掛けになっていました。
展示エリアに足を踏み入れると、多くの学生が積極的に声をかけてくださり、それぞれの作品について熱心にプレゼンをしてくれました。どの作品も企画、デザイン、そしてプレゼン力のすべてにこだわりが感じられ、制作者たちの熱意がひしひしと伝わってきました。
中でも特に驚かされたのは、学生たちのプレゼンテーション能力です。アドバイスをするつもりで訪問した私自身が、むしろ多くの学びを得る結果となり、大いに刺激を受けました。
最後に、丁寧に案内してくださった在校生の皆さん、そして素晴らしい作品を披露してくださった日本電子専門学校の皆さん、本当にありがとうございました!
この展示会で感じた熱意やアイデアを、私自身のこれからの仕事にも活かしていきたいと思います。
今回の訪問は、私にとって大切な思い出の場に再び立ち戻り、新たな視点と刺激を得る貴重な時間となりました。
これからも日本電子専門学校の皆さんが「FORWARD」のテーマのもと、さらに素晴らしい未来を築いていかれることを心より応援しています。
いいねありがとうございます!
この記事を書いた人
田中 伶奈
アシスタントデザイナー
《 仕事で大切にしていること 》
"デザイナー"としての自覚を持つことです。
制作に熱中しすぎてユーザーを見失ってしまったり、一般の感性から外れてしまったり、とデザインに関わる人間なら誰しもあると思います。
なので、私はアートではなくデザインができる"デザイナー"として制作に携わることを大切にしております。