2021.08.19
ホームページに、Google Search Consoleは”ほぼ必須”な件。
SEO対策を行っている多くの方が活用している重要ツールGoogle Search Console(Googleサーチコンソール)
実はこのGoogle Search Consoleは、SEO対策をしているかどうかに関係なく、ウェブサイトを所有している人なら導入しておいた方が良い重要なツールです。
「Google Analyticsは入れていたけど、Google Search Console?」と思う方は、ぜひ確認してみてください。
この記事ではGoolge Search Consoleについて簡単に紹介していきます。
Google Search Consoleとは?
検索結果に表示させるためのツール
Google Search Consoleは、自分のサイトを検索エンジンに効果的に表示させるために重要なツールです。
ホームページの作成、記事の投稿、記事の更新をした際にGoogle Search Consoleから「インデックス登録をリクエスト」すると、Googleのクローラーにサイトを認識してもらいやすくなります。
インデックスを作成するプログラムをクローラーと呼びます。
このクローラーは常に世界中のウェブサイトを探索し、検索エンジンのデータベースに登録する作業を行っています。
インデックス登録のリクエストは、「クローラーさん、こちらに来てください!」と呼びかけるようなものです。
ただし、これはすぐにサイトが検索結果に表示されるということではありません。
あくまで「検索エンジンに登録されやすくする」のが目的です。
しかし、このインデックス登録リクエストを「する」か「しない」かでは大きな差があり、リクエストしないと何ヶ月も検索結果に表示されないケースも珍しくありません。
Google Search Consoleの機能について
インデックス登録のリクエストが送れる
インデックス登録とは冒頭で説明したように、検索エンジンに載せてもらうためにクローラーを呼び寄せるという意味合いになります。
上記の状態は対象ページがGoogleの検索エンジンに載っていないことを示します。
このままではGoogleやYahooなどで検索しているユーザーを呼び込むことはできません。
つまり、実質的にサイトが公開されていないようなものです(検索に引っかからない状態)。
そこで、インデックス登録を行う必要が出てくるのです。
インデックス登録の申請を送ると、クローラーが検索エンジンへ登録するために来てくれやすくなります。
一瞬で登録されることもあれば、数日、数週間かかる場合もあります。
このアクションは記事を更新した時にも行う必要があり、行わない場合、タイトルを変更したのに検索結果上は変わっていない状態であったり、最終更新日が古いままだったりします。
サイトの検索され方が分かる
Googleアナリティクスはサイトに訪問した人がどれくらい滞在したか、どのページに集まっているかを確認できるものです。
一方、Google Search Consoleは、検索結果でのサイトのパフォーマンスに関する情報を提供します。
具体的には、検索結果での表示回数(インプレッション数)、クリック数、平均クリック率(CTR)、平均掲載順位などを確認することができます。
つまり、普段使うブラウザの検索結果画面で、
「自分のサイトが何回表示されたか?」
「何回クリックされたか?」
「どんな検索キーワードで表示されたのか?」
を知ることができます。
これらの情報を把握しているかどうかは、SEO対策はもちろん、自社サービスの見直しを行う機会にも大きく影響します。
そのため、サイトを運営する上で非常に重要な要素となります。
上記は一例です。
会社名が検索結果に表示されるのは当然ですが、
「ワードプレスホームページ 例」 という検索キーワードでも弊社の記事が表示されていることがお分かりいただけると思います。
このように、ユーザーが「検索したキーワード」と「表示回数」を確認することで、 自社Webページの需要がどこにあるのか、足りない情報は何かを把握し、それらをすり合わせて更新していくことがSEO対策の1つになります。
サイト内のエラーページも確認できる
このような管理画面でエラーを確認することができます。
即座に影響のある代表的なエラーとしては、
・noindexタグが入っている
・モバイルフレンドリーになっていない
といったものがあります。
これらは早急に対応しないと検索結果に表示されなかったり、SEO的に不利になるので改善する必要があります。
Google Search Consoleがなければ気づきにくいため、非常に有用な機能です。
※除外はインデックスする必要のないページ(タグ一覧など)を指していることがほとんどです。
ここでは詳細な説明は割愛します。
キーワードに対して検索順位が分かる
表示回数(インプレッション)が記録されているキーワードに対してのみ、自社サイトの平均掲載順位を確認することができます。
ただし、表示されているのが自社サイトの”どのページ”であるかは、自身で把握しておく必要があります。
まとめ
Google Search Consoleの活用法について、さらに詳細に紹介したいところですが、今回はGoogle Search Consoleの重要性、特に「インデックス登録を活用しないと、記事更新や投稿をしても検索エンジンに載らない場合がある」ということだけを抑えていただければと思います。
いいねありがとうございます!